「R-76」のイメージにつきまして
2020年01月31日
リング「R-76」のご紹介です。
一度このリングについてのブログを書いておりますが、今回はイメージソースも。
シグネットリングをベースとしているリングです。
丸い形状に表面が欠け落ちてしまったような、退廃感のあるリングとなっています。
良い雰囲気で、出来上がったと思います。
時間の経過からくる、朽ちてゆく美しさ。
内と外側の魅力の違いというのを造形できたと思っております。
使っていくうちに、最初コントラストの強い、黒い部分と鏡面部分がなじんでいきます。
リングには、この使っていく時間と人との溶け込みも好きな点であります。
使い方により、人それぞれの仕上がりとなります。
元のイメージソースは、実はアイスのガリガリ君です。
店頭とかでお話しする機会があった方には、何人かお話ししたことはありますが。
氷結をアイスでコーティングしてあります。
私は、周りのアイスを上手い具合に取るのが好きです。
すると氷結部分が出ます。
これが、何とも言えないカッコ良さです。
「この退廃感で作らねば」とこのリングを制作しました。
あまり格好良い話ではございませんが、いろんなところからイメージしております。